新刊
『IT経営参謀が教える 攻めの財務』
本書では、第2章から第4章の各章の最後に、「財リンガル経営」を実践するための「財リンガル経営プログラム」を紹介しています。詳細は本文に譲りますが、財務諸表を武器にするためには「読める」「見える」「使える」必要があります。順番に実行してみてください。◆財リンガル経営プログラムⅠ
第2章では、財務諸表を「読める」ようになるためのノウハウやヒントを解説しています。
それをふまえて財リンガル経営プログラムⅠでは、現在の資金繰りを明確にすることで見えてくる課題の優先順位を決め、目の前の課題(短期目標)から、未来を見据えた戦略(長期目標)まで、「会社の将来設計(目標)」を立てます。
◆財リンガル経営プログラムⅡ
第3章では、財務諸表が「見える」ようになるためのノウハウやヒントを解説しています。
それを踏まえて財リンガル経営プログラムⅡでは、現在の経理業務を洗い出したうえで、ポイントをおさえながら経理DX を推進するためのポイントを紹介していきます。
◆財リンガル経営プログラムⅢ
第4章では、財務諸表を「使える」ようになるためのノウハウやヒントを解説しています。
それを踏まえて財リンガル経営プログラムⅢでは、【財リンガル経営プログラムⅠ】で立てた会社の目標を、各社員の目標設定に落とし込み、さらには、きちんと戦略が実行されているかをチェックする「目標達成のPDCA」の回し方を解説しています。
「財リンガル経営」とは「財務戦略」と「経理DX」の掛け合わせです。「読める(財務戦略)」と「見える(経理DX)」ことで、「使える(財リンガル経営)」ようになります。
■著者紹介
川森 成輝(かわもり・なるき)
株式会社ユアブレーン代表取締役/財務DXコンサルタント
1993 年、東京都生まれ。
中央大学経済学部卒業後、税理士法人古田土会計に入社。将棋で培った「論理的思考力」と「大局観」を活かし、20 代で役職者に抜擢される。財務コンサルタントとして中小企業の経営支援に携わる中で、「数字が読めても、見えなければ使えない」「経理体制が整わなければ戦略は実行できない」という実務上の限界を痛感し、財務とIT の両面から企業支援に取り組むようになる。
2024 年、株式会社ユアブレーンを設立。現在は「財務」と「経理DX」の2つの専門性を融合させた独自の支援手法「財リンガル経営」を通じて、経営者が“ 数字を武器に戦略を実行できる会社づくり” を支援している。これまでに支援した中小企業は400 社以上。その多くが「数字に強くなった」「お金の不安から解放された」「経理の状態が“ 見える化” されたことで、経営判断に迷いがなくなった」と語る。
「財務を誰もが使える武器に変え、日本の中小企業を元気にする」を信条とし、日々現場での支援に奔走している。
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